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春画は縁起物、ようかん型の春画(豆本)、春画の言葉の由来(春宮秘画を略)、春画が恥ずかしいという風潮になったのは外国文化入ってきてからなど面白い話がいっぱい出てきます。面白いなと思った部分を抜粋してみました。肩が凝らない会談ですので、読んでみてください。
井口エリ(ライター)主催
「春画」の語源は「中国の健康本」だった!? 奥深い春画の世界
中村秋日子さん:ゲームや漫画原作がメインのフリーライター
黄綿史さん:現在社会学研究科の博士課程に所属
姫野ケイさん:週刊誌やWeb媒体で記事を書くフリーライター
(春画を多数所有している東洋文庫から:現在開催中の「本のなかの江戸美術」展)
岡崎礼奈さん
篠木由喜さん
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(ようかん型の春画)
岡崎さん
「大名が注文した特注品ということなんです。春画はおめでたいものでもあるので、お正月のごあいさつとして配られるように作られている物もたくさんあった。」
「武士はよろいをしまっている箱の中にお守り(略)火事を避ける「火除け」のお守り」
「ようかん型の春画を入れます。(略)豆版と呼ばれる割と小さい春画」
「当時は春画や春本を見ることへの抵抗感はこちらが想像するよりも全然なかったんです。」
姫野さん
「性的なことが恥ずかしいっていう風潮になったのは西洋文化が入ってきてからですか?
岡崎さん
「明治に入ると春画が検閲対象として「公開してはいけないもの」に認定されてしまった。」
「春画って言葉自体、中国にあった春宮秘画というものから来ています。それって伝説上の黄帝と素女(性愛と健康をつかさどる女神)のふたりのやりとりを描いたものなんですけど...」
「男女の行為っていうのは体内のバランスを整えて、体を正常に保つ上で大事な要素だ」
「『房中術』っていうんですけど男女の営みを食べる・寝ると並ぶ大事な要素」
「「養生本」っていう目的の春画」
「春画については一応1722年の時点でそういうわいせつなものは販売しちゃいけませんよっていう条例が出て禁止」