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【もしも猫展】猫が人だったら、人が猫だったら

【もしも猫展】猫が人だったら、人が猫だったら[名古屋市博物館]

「もしも、うちの猫が人のように話したら?」

そんな想像をしたことはありませんか。猫と一緒に散歩する、ご飯を食べる、旅行に行くことは今でもできるかもしれませんが、話せたらさぞ楽しいひと時が過ごせます。新幹線の中から景色を見ながら会話できたら、こんな楽しい旅行はありません。

「もしも、自分が猫のようにすばしっこかったら?」

またある時は、逆に猫になって高いところからヒラリと舞い落ちたり、一緒に屋根を走り回ったりできたら、爽快だとは思いませんか? ちょっとヤンチャをして、サンマ泥棒なんかできたらかなり楽しいとは思いませんか! あっ! 棒でたたかれたり、つかまって殺されたりするかもしれませんので、魚には手を出すことはやめましょう。

「もしも、うちの猫が人のように話したら?」そんな想像をしたことはありませんか。
人間以外の何かを人間になぞらえることを擬人化【ぎじんか】とよびます。
天保12年(1841)頃から、浮世絵師の歌川国芳【うたがわくによし】は猫を擬人化したり、役者を猫にした作品を次々と発表していきます。
本展では猫の擬人化作品と、それらを描いた歌川国芳を主軸に据えながら、江戸時代の擬人化表現の面白さに着目します。そのなかで、なぜ国芳の作品にかくも惹きつけられるのか、その魅力のありかを探っていきます。

公式サイト『もしも猫展』