とにかく、スタイリッシュだ。イッセイ ミヤケがすると、江戸の庶民文化がこうも変わる。
オム プリッセ イッセイ ミヤケは、江戸時代の粋な生活スタイルを春画の中に見出した。軽くてシワにならず簡単に洗えてすぐ乾く利便性に加えて、日本の服に用いられてきた柄やスタイルを現代に伝えることに力を注いできた同ブランドの中でも、今回のHARUシリーズはひとつのメルクマールとなりそうだ。
本企画のメイン商材となるのは、北斎や歌麿の作品をベースに、絵の中の人物が着ている着物の柄をレイヤーしたプリントのコート（10万円）。春画を大胆にレイアウトした羽織とパンツとコーディネート用の無地柄を展開する。
メルクマール：【Merkmal】（ドイツ語）指標。目印。
