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浮世絵から学ぶ美人の色気
(記事より)
昨年からさまざまな美術館で大々的なコレクションの展示が行われたりと、いま"浮世絵"への人々の関心が高まっています。
なかでも注目なのが、3月19日(土)からBunkamuraザ・ミュージアム開催される『ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞』。
この展示では、これまでほとんど一般公開されることのなかった作品を一挙に見ることができます。
浮世絵は現代でいうファッション誌
そこに描かれている歌舞伎俳優は、いまでたとえるなら人気NO.1の売れっ子俳優。美人画に登場する美しい着物をまとった女性は、モード誌の表紙を飾るファッションアイコン。
現代に生きる私たちが憧れの俳優や好きなアイドルに夢中になるのと同じように、昔の人々もまた、"追っかけ"の心理で浮世絵を楽しんだり、その表情やコーディネイトを真似し、おしゃれやメイクのお手本にしていたのです。
日本のポップカルチャーの原点
つまり浮世絵は、その当時の江戸が生んだポップカルチャー。次々と進化を遂げる日本のポップアートカルチャーの原点とも呼べるのです。そんな浮世絵の生まれた背景を理解できると、きっとぐんと身近に感じるようになるはず。
これだけの作品を一度に見るのは、またとないチャンスで、一度貸し出されると美術館の規定により、今後5年間は見られないくらい貴重なんだとか。
→浮世絵から学ぶ美人の色気