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車浮代
(記事より)
車浮代さん 『春画入門』
〈春画を観(み)ずして、浮世絵の真の凄(すご)さは語れない〉
浮世絵に関する講演を依頼されると、必ず、この一言を強調してきたという。
とはいえ国内では長らく、春画をじかに目にする機会は乏しかった。ようやくいま、日本で初めての「春画展」が東京・永青文庫で開かれ、世の関心も高まっている。浮世絵の神髄を知ってもらう好機が来た。
本書は「春画」の入門書であると同時に、「浮世絵とは何か」から易しく解き明かしている。「既存の春画解説本の多くは、浮世絵を知っていることが前提になっている。でも、浮世絵が木版画であることを知らない方、詳しい技法がわからないという方は意外と多いんです」


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