若菜摘む美人図(二代葛飾戴斗) | 福祿寿三星図(喜多川歌麿) | 慈母観音図(懐月堂安度) |
日本浮世絵博物館は、酒井家五代にわたる約十万点の浮世絵コレクションを収蔵し、浮世絵専門の美術館として、質量ともに、いま世界最大規模といわれております。
このたび小社では、同館の開館三周年を機に、同館と酒井家の全面的な協力を得て、幻のコレクションといわれる門外不出の肉筆浮世絵一千点の中から三百点を厳選し、『日本浮世絵博物館 肉筆浮世絵撰集』を刊行いたすことになりました。
ここに、本書が、たんに浮世絵研究の一層の進化に貢献するにとどまらず、日本美の再認識・再発見に大きく寄与するものとして、広く一般に鑑賞され、愛蔵されることを切に願うものです。
序文 | 有光次郎(日本芸術院長) 酒井藤吉(日本浮世絵博物館館長) |
解説 | 楢崎宗重(日本浮世絵協会会長) 鈴木重三(白百合女子大学教授) 菊池貞夫(日本浮世絵協会理事長) 赤井達郎(奈良教育大学教授) 小林 忠(学習院大学教授) 酒井雁高(日本浮世絵博物館主任研究員) 永田生慈(太田記念美術館学芸課長) |
■ | A3判(420×297ミリ)/本館册・別冊1冊1セット/特染麻布豪華帙入り |
■ | 本巻表紙=上下巻色別特染太目交織装箔押し/別巻表紙=別注布装箔押し |
■ | 本巻=図録編、原色6色刷り/上巻=総322頁、165図版/下巻=総334頁、185図版 |
■ | 別巻=解説編、総136頁、概説、作品解説、全落款印章収録 |
■ | 製版・印刷 日本写真印刷株式会社 |
■ | 装幀・レイアウト 株式会社日本デザインセンター |
■ | 題字 篠田桃紅 |
■ | 発行 株式会社学習研究社 |
定価 210,000円(税込) |
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日本浮世絵博物館