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『浮世絵最強列伝 』-江戸の名品勢ぞろい

葛飾北斎「風流なくてなゝくせ」遠眼鏡
名誉館長を務める相国寺承天閣じょうてんかく美術館(上京区)で、米国の美術コレクター、リー・ダークスさんが収集した浮世絵版画約160点を紹介する展覧会「浮世絵最強列伝 江戸の名品勢ぞろい」を30日まで開催しています。
ダークスさんは約60年前、空軍士官として日本に駐留したのをきっかけに日本美術に目覚め、浮世絵の収集を始めました。コレクションは役者絵、美人画、名所絵、花鳥画など各ジャンルを網羅し、状態の良いものばかり。菱川師宣、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川広重など「最強」の絵師の作品が揃っています。
気に入っている展示作品の一つが、北斎の「『風流なくてなゝくせ』遠眼鏡」。享和年間(1801〜04年)に制作され、世界で3点しか存在が確認されていないそうです。
遠眼鏡をのぞく若い娘と、傘を差した婦人が描かれている。江戸時代、新奇な道具だった遠眼鏡(望遠鏡)をあしらっているのがポイントで、北斎の時代を先取りする志向や、好奇心が表れていると思います。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20180915-OYTNT50086.html

【開催期間】
2018年8月8日(水)〜2018年9月30日(日)【後期】
(会期中無休)
【開館時間】
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
【入館料】
一般:1000円
65歳以上・大学生:800円
小中高生:500円
※リピーター割引あり
(会期中2回目以降ご鑑賞の方は、半券と引換にて100円割引いたします。)
【会場】相国寺承天閣美術館
〒602-0898 京都市上京区今出川通烏丸東入
http://www.shokoku-ji.jp/j_now.html