浮世絵集 周延(ちかのぶ)千代田の大奥 「千代田の大奥」は、楊州周延すなわち橋本周延の手による、江戸城(別名千代田城)大奥の年中行事や奥女中たちの生活の様子を描いた揃い物。東京日本橋の具足屋から、明治27年から29年にかけて40点が発行された。 2020年9月25日
浮世絵集 歌川広重・六十余州名所図会 「六十余州名所図会」(ろくじゅうよしゅうめいしょずえ)は、歌川広重による日本全国の名所を描いた浮世絵木版画の連作である。全図とも画面は縦長で、前景を大きく描き遠近を協調したり、大胆なトリミングを施すなど、斬新な構図がとられている。 2020年9月25日
浮世絵集 歌川広重・名所江戸百景 「名所江戸百景」は広重最晩年の作品。何気ない江戸の風景であるが、近景と遠景の極端な切り取り方や、俯瞰、鳥瞰などを駆使した視点、またズームアップを多岐にわたって取り入れるなど斬新な構図が多く、視覚的な面白さもさることながら、多版刷りの技術も工夫を重ねて風景浮世絵としての完成度は随一。 2020年9月25日
浮世絵集 歌川広重・東海道五十三次 「東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)」は、歌川広重による浮世絵木版画の連作。1832年、東海道を初めて旅した後に作製したといわれている。「東海道五十三次」保永堂版は、広重の作品のうち最もよく知られ、もっともよく売れた浮世絵でもある。 2020年9月25日
浮世絵集 葛飾北斎・富嶽三十六景 「富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」は、葛飾北斎による富士図版画集。「三十六景」なのに、なぜ46図なのか?売り上げが良かったので、10図追加された。逆に言えば、不評だったら36図に至らなかったわけである。 2020年9月25日
浮世絵集 鯰(なまず)錦絵 2枚物 「鯰絵(なまずえ)」は江戸時代の日本で出版された、ナマズを題材に描かれた錦絵(多色摺り)の浮世絵)の総称。大鯰が地下で活動することによって地震が発生するという民間信仰に基づいている。 2020年9月25日
浮世絵集 鯰(なまず)錦絵 1枚物 鹿島神宮(現在の茨城県鹿嶋市)の祭神である武甕槌(たけみかづち)大神が要石によって大鯰を封じ込めるという言い伝えは当時広く流布しており、ナマズと対決する役柄として鯰絵にもしばしば登場している。 2020年9月25日
浮世絵集 喜多川歌麿・大判3枚続 喜多川歌麿③ 歌麿は背景を省略して白雲母を散りばめ、更にそれまで全身を描かれていた美人画の体を省き顔を中心とする構図を考案した。これにより、美人画の人物の表情だけでなく内面や艶も詳細に描くことが可能になった。 2020年9月25日
浮世絵集 喜多川歌麿・美人画2 喜多川歌麿② 1790-91年(寛政2-3年)から描き始めた「婦女人相十品」、「婦人相学十躰」といった「美人大首絵」で人気を博した。一方、最も卑近で官能的な写実性をも描き出そうとした。 2020年9月25日
浮世絵集 喜多川歌麿・美人画1 喜多川歌麿① 姓は北川、後に喜多川。天明初年頃から歌麻呂、哥麿と号す。生前は「うたまる」と呼ばれていたが、直接本人を知るものが居なくなった19世紀過ぎから「うたまろ」と呼ばれるようになったようだ。 2020年9月25日
浮世絵集 東洲斎写楽・役者絵 東洲斎 写楽(とうしゅうさい しゃらく)は寛政6年(1794年)5月から翌年の寛政7年(1795年)1月にかけての約10か月の期間(寛政6年には閏11月がある)内に、145点余の作品を版行している。 2020年9月25日